燕岳

雪をかぶった北アルプスを一緒に見たくて、新雪の燕岳に長男と登る①シーズン初の雪と青空と雲海と

Pocket

2017年11月12日、みーと2人で北アルプスの女王と呼ばれる「燕岳」へ登ってきました。
奇しくも前日に降り積もったパウダースノーを楽しむことが出来、雪化粧のアルプスの山々を眺めながらの今シーズン初の雪山歩きとなりました。

2人だけの週末、理学と作業のリハビリを終えてから麓の町へ出発する

この週末はみーと2人だけで過ごすことになりました。
というのも、みーママは職場の慰安旅行で富士山方面へ。みぃ君も一緒に行くということに。

翌週も富士山方面へCampにいくことを計画していたので、ならばやっぱり山です。
ところが全国的に天気は荒れ気味。強い風が吹きつけ、冬型が強まるとのこと。
八ヶ岳の天狗岳でテン泊なども考えたのですが、土曜日は午前中はみーの理学と作業のリハビリが予定されていて少しスケジュールがタイト過ぎ。まだ無理は出来ないということで、山テンや天気予報を見つめながら考えていると、どうやら天候は何とかなりそうな予感。酷ければ引き返すことも出来、ルートも簡単なところ、しかも雪化粧を始めた北アルプスをみーに見せてあげたいということで、必然的に?燕岳が最有力候補に。

燕岳登山計画概要

コースタイム 合計歩行時間 8時間35分(休憩なし)
中房温泉登山口(前夜泊)→第一ベンチ→第二ベンチ(1:30)→第三ベンチ→富士見ベンチ→合戦小屋(1:20)→合戦沢の頭→(北アルプス三大急登)→燕山荘(1:30)→燕岳(0:30)
燕岳→燕山荘(0:25)→合戦沢の頭(0:50)→第二ベンチ(1:00)→中房温泉登山口(1:30)
標高差約1300ⅿ

登山届は中房温泉登山口にて提出。途中よりアイゼン歩行の可能性があるためみーに6本爪、私は12本爪を携行。

燕岳

中房温泉登山口付近には登山者用駐車場が整備されているので、少し早めに着いて、早めに出発して日帰りピストンすることとした。

登山口までノンビリと2人旅

リハビリを終え、荷物を準備して家を出たのはすでにお昼過ぎ。国道沿いのラーメン屋で二人でラーメンを食べて昼ご飯とする。事故前は2人で山に登る時、こうやって二人だけの旅をした。久しぶりでとても嬉しい。2年ぶりのアルプス登山となるみー。登山ウェアのサイズが合わなくなっていることもあって安曇野インター近くのモンベルで購入しようなどと相談した。

名神から中央道に乗り北上。天気は上々。快適なドライブで夕刻前には安曇野インターへ。予定通りモンベルでみーの冬用のパンツ、耳を隠せるビーニーを購入。そのまま温泉へ行き夕食をとることにした。

向かったのは「ほりでーゆ四季の郷」このあたりに来ると寄ることが多い。食事も食べられるし休憩室も快適なので気に入っている。蝶が岳、常念岳登山の時などは必ず寄る場所。
大人(中学生以上)530円を払って温泉へ。露店からは常念岳がよく見える。この日は雲が飛んで常念の姿がハッキリと見えた。翌日天気がいいといいのだけれど。

さっぱりした後は豆腐定食。もっといいものを食べればいいのに、「これがいい」という。ちょっと緊張しているのかな?

みーママの慰安旅行に着いて行ったみぃ君は富士山付近で観光していたらしい。ちょうど写真が届く。

あら楽しそう(笑)ふもとっぱら近くの富士花鳥園へ行ったらしい。何度も前を通っているのに行ったことがない。

外に出るととても冷えてきている。急いで車に戻り、食材を買い込んで車中泊ポイントへ。翌日が早いのですぐに眠りに。

中房温泉登山口から合戦小屋へ

明け方前に中房温泉登山口に少し早めに移動。クネクネした真っ暗な山道をひたすら登る。温泉の少し手前に無料の駐車場があり、この日はほとんどガラガラだった。多分風が強く荒れ模様という予報のせいだろう。

みーも起こし、早めのあさごはんを食べて出発の準備をする。ヘッドライトを点灯して登山口へ。

6時過ぎ、気温は1度ほど。ほぼ無風でそれほど寒くない。さあ出発。

燕岳は表銀座コースの入り口としても登られることも多く、登山道はとても整備されていて登り易い。特に前半はところどころベンチが置かれ、自分がどこまで登ったのか測りやすいので気分的にも楽に登れると思う。

久しぶりの登山、みーも楽しそうで良かった。

登り始める頃には明るくなってきた。初めはササの中を少しずつ標高を上げていく。
今回、カメラは OM-D E-M1 Mark II OM-D E-M1 MARK2にM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROを付けて登ります。

 

しばらく登ると、山の木々に霧氷がついているのが見えた。冷え込んでいたんだ。

久しぶりの山の空気を吸い込んで登る。頑張れみー。

 

 

 

名古屋では見ることがない大きなツララ。思わず食べてみたくなったけれどやめておいた。

予定よりも早いペースで第二ベンチ到着。第一ベンチはアッという間なのでパス。

この時初めて使ったのがOGAWANDのバックパックOWN。本当に絶妙な背負い心地で疲れ知らずだった。私のザックにはカエルがついています。無事に帰るにかけて。第二ベンチで少し休憩しているとチラホラと雪が舞い、風が吹き始めました。ここまで空は雲が垂れこめて重く沈んでいます。好転することを信じて歩きます。あまり吹雪くようなことがあったなら、みーのこともあるので引き返そうと思っていた今回の山行。でも出来れば登り切りたい。10月は天候により全滅だったので、青空が欲しいです。

 

第三ベンチ過ぎから待望の青空と雲海と今シーズン初の雪道に

願いが叶ったのか、第三ベンチを過ぎたあたりから急に空が明るくなってきた。みーもウェアを脱いで温度調節。そして雪が増えてきた。大勝利の予感がし始める。

視界の開ける場所で振りかえると、一面の雲海。見事な雲海にみーも「綺麗」と一言。みーはこんな見事な雲海を見るのは五竜岳以来だという。そうかもしれない。5年生の夏に縦走した五竜岳の山頂から見た360度の雲海は本当に凄かったから、しっかり記憶に残っていてくれているんだ。
富士見ベンチにてみーも6本爪のアイゼンを装着。アイゼンと雪の感覚を楽しみながら歩いていた。

大天井岳への稜線が見える。ずっとずっと歩いていくと、常念や槍方面へも伸びる道。

みーはユックリながら確実にしっかり登っていく。アイゼン歩行で疲れが出ないかと思ったが、大丈夫な様子。時折ストックで雪に絵を描いたりして余裕な様子。

 

私も久しぶりのアイゼン。やっぱりアイゼン歩行は楽しい。真っ白な新雪だけに尚更だ。

 

合戦小屋に到着。お疲れさまでした。
以前来た時にあったトイレは撤去されていた。トイレは仮設へ移動。この日は合戦小屋の小屋閉めの日だったらしい。荷物の梱包が忙しそうに行われていた。

雪の感触が気持ちよく、ここまでこれたことで自分でもホッとしたのか、ちょっと緊張も取れて来た様子。実はみーは本格的なアイゼン歩行もこれが初めて。雪山デビューを昨年出来なかったので。ちなみにこの日は子どもはみーだけだった。

 

北アルプス三大急登を登って燕山荘へ

合戦小屋でしっかり休息をとり、栄養補給もとっていよいよ本格的な登りの開始。合戦沢の頭を経由して燕山荘まで伸びる開けた尾根道を歩く。

濃い蒼がとても綺麗な空となった。

 

 

最高の天気に恵まれて本当に嬉しい。みーの背中を追いながら、感慨深く登らせてもらう。

 

雪はまだ降り始め。もう少しすると木々も雪に覆われて真っ白な斜面と青空だけとなる。斜面をジグザグに登っていく。日差しが暑い。みーは弱音を吐かずにしっかり登っていく。

槍ヶ岳が見えてきた。

 

振りかえるとずっと遠くに富士山が見える。ほぼ無風。気持ちがいい。

 

合戦沢の頭

もうこの尾根の先に燕山荘が見えている。見えていると気持ちが急いて遠く感じるんだろうか、ここからが遠い。でも実際には本当に目の前まで来ている。もう一息だ。

 

ここまで来るとみーも余裕が出てくる。モクモクと登ってきたけれども、景色を楽しんでいた。

燕山荘の赤い屋根がもう本当に近くなってきた。

燕岳

いつか、槍ヶ岳まで行こうみー。少し岩登りがあるから握力をしっかり戻すのが大事かな。

 

最後の一登り。

 

到着、燕山荘。

一度は泊まってみたい山小屋1位とか。

絶景。雪化粧をした北アルプスの山々がとても美しい。みーも初めての光景に少し興奮気味だった

珍しくピース。いつもはクールな人なのに。それぐらい嬉しかったんだろうな。余談ながら、翌日学校で登山好きの先生に燕岳に登ったことを話したとか。その先生は同じ日に鈴鹿の竜ヶ岳に登っていたそうで、会話が弾んだとか。

 

燕山荘前には数名の登山者がすでに到着していた。日差しはあるけれども、じっとしていると数分で指が悴んでくる。

まずは後ろに見える燕岳へ登ってこよう。それにしてもまたとない天候に恵まれた。山に感謝。

続く

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でみーパパをフォローしよう!

Pocket

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。