真っ白だった、風強かった・・・でも気持ちよかった 冬の荒島岳(1)

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最終更新日 2021-12-19
真っ白だった
風強かった
それでも、気持ちよかった
2016年2月21日
福井県の日本百名山「荒島岳」へインフル明けリハビリ登山へ行ってきました
荒島岳は昨年の3月以来
その時は360°の雲海という絶景に遭遇できたのですが、さあ今回はどんな姿を見せてくれるのでしょう
答えは冒頭に書いています(笑)
荒島岳というと、「日本百名山」を書いた登山家で作家の深田久弥さんが中学生時代を過ごし、「故郷の山」として選定されたことで有名?
標高こそ1500m台と高くはないのですが、標高差は1200mを超え豪雪でも知られている
結構な急坂を直登気味に登っていくので思っている以上にハードなコース
リハビリとはいえ3週間ぶりの登山となるので少ししっかり歩きたいと思い、少し天気も荒れ予報ではありましたが向かうことにしました
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出発は何時も通りの寝坊で午前5時過ぎ^^;
今回は名神から東海北陸道を白鳥まで北上し、そこからは下道へ
途中、道の駅九頭竜でトイレ休憩を済ませ、出発地点となる「勝原スキー場」駐車場へ到着したのは7時20分ぐらいでした
八ヶ岳や北アに比べると近い
勝原スキー場はすでに閉鎖されており、いまは登山者の専用駐車場に
それでもトイレと登山者用の大型看板が整備されていてありがたいものです
ただし、冬場はトイレは閉鎖
近くにトイレ施設はないので、注意が必要な登山口ですね

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この日は某気象予報サイトでは終日「登山には適さない日」マークの荒島岳
駐車場には私を含めて3台の車しかありませんでした

すでに出発されているらしく、人気のない駐車場でドアガラスに映った自分をパシャリ
電波は入りませんでした(au)
写真の背後に写っているのが閉鎖されている立派なトイレですね
驚いたのは前回は雪で埋まっていた出発地からの光景がこんな状態だったこと

スキー場のゲレンデ跡ですが、無残な状態です^^;すでに春近しということなのかもしれません・・・
もちろんアイゼンなんて要りませんから、コンクリートで固められたゲレンデの急坂をひたすら登るところからスタート
ストックのカツカツという音と、久しぶりの登山でテンポが掴めない呼吸の音だけが聞こえます
それでも約10分ほど登ると徐々に雪が

良かった、このまま山頂まで雪なしかと思った(笑)
薄らと太陽が差し込みます
気温は氷点下5度ほど
多少風はあるものの、少し暑いぐらい
通常だと登り始めにシェルジャケットは着ないのですが、スタート地点でみぞれ混じりだったので着込んだのが良くなかったかな?
すでに汗をかなりかいています

登り始めてちょうど30分
ゲレンデの急坂を登り終えてようやく登山口標識の「元リフト終点」
前回はこの標識もすっかり雪に埋まってたはず
初めて目撃しました(笑)
このコースは夏場はここまでが山場でしょうね^^;地獄の暑さとなりそうです
ナイトハイクにはいいのかな?クマいそうですが
ここからは中継地点となるシャクナゲ平までコースタイムで2時間40分の黙々とした急登の連続
立派なブナの林を抜けていきます

急登、視界の効かない樹林帯なので撮影はほぼなし
少しだけ開けた場所で一枚
立派なブナの森です
ここまで誰にも会わず、とにかく静か・・・
リハビリ登山には持ってこいなのでしょうね
ただ、ペースが掴みにくい
久しぶりだからか、まだ出発して1時間少しですがバテを感じます

少し休憩です
たまたま太陽が数秒顔を出してくれて、ブナ林が一層綺麗に見えました
山専ボトルに入れてきたハチミツ入りのお湯を一杯
行動中はハイドレーションで水分補給ですが、やっぱり温かい飲み物は体も心もホッとします


シャクナゲ平手前の急坂で道が凍結し始めました
アイゼンを装着



標高1000m付近まで来ると樹氷の森が広がり始めました
青空であれば綺麗なのでしょうが
北からの強い風が吹き付けてとても寒い

この日はシャクナゲ平をショートカットしてパス
樹林帯をトラバースしながら「もちが壁」という荒島岳の難所の一つの手前まで進みます
シャクナゲ平をパスできるというのは冬の荒島岳のありがたさなんでしょうね
出発から約2時間  もちが壁の手前に到着

鎖場が連続する急斜面の入口
前回は新雪がいっぱいでちょっと怖かったのですが、この日は雪が締まっていそうです
それでも左手には雪崩のあともあって少し緊張する場所
この先は稜線に出るので、中間着としてアルタイジャケットを中にもう一枚
ストックからピッケルに持ち替えです

初めから着ておけば良かったと着込んで感じる安心感
汗ぬけもよく、温かく、保温の効く行動着としては今のところ自分にはちょうど合っています
さて、ここまで書いてきましたが出勤時間です^^;
一気に書いてしまおうと思っていたのですが、ここまで
トップの山頂写真でお分かりのように、無事に登頂しましたが、それはまた続きで(笑)
この計画性のなさ(笑)
許してください^^;

 

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