「WANDERLUST EQUIPMENT」のカンパラパック。残雪期涸沢テント泊パッキング備忘録

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最終更新日 2021-12-19436山と旅に関するシンプルギア「WANDERLUST EQUIPMENT」と、残雪期涸沢テント泊のパッキング備忘録について書いてみようかなと思います。

2013年設立のガレージメーカー「WANDERLUST EQUIPMENT」。
軽量、シンプルな山や旅ギアに関するモノづくりをされています。
たまたま知ってからというもの、その機能性の高さと軽さから気に入って使っています。
こちらに限らず、大小の様々な山旅ギアのメーカーさんの日々の開発努力は見ていてもとても楽しい。

サコッシュより個人的には使い勝手◎カンパラパック

一番のお気に入り。

「カンパラパック」
山ギアというと日常使いには少しごつかったり、逆に足りなかったりすることもあるのですが、こちらのカンパラパックは日常使いにも十分耐えうるシングルポケットの計量ショルダーバッグ。
山歩きでは行動食を入れたり、カメラのバッテリーを入れたりと、先日の雪降りしきる天狗岳、高妻山、涸沢でも使いました。
その使いやすさに最近では欠かせなくなっています。

2017/04/13
春、新雪積もる八ヶ岳連峰「天狗岳」を歩く
2017年4月、長野県の八ヶ岳連峰にある天狗岳へ行ってきました。天狗岳はこれまでも何度か歩いた山域。雪が残っていることは期待していましたが、季節外れに30㎝の新雪に埋もれた山歩きになりました。最後にホンのチョットだけ青空が~^^リハビリ登山第二弾は新雪の八ヶ岳連峰へ「ま…



細部を見ると、止水ジッパーになっていて多少の雨は大丈夫です。生地も撥水します。
iphone7とのサイズ感はこんな感じ。
サイズ感が絶妙で、流行りのサコッシュよりも若干しっかりしていながらも、体に馴染むカーブと生地の柔らかな感じが絶妙。
普段使いでもとても重宝しています。
カラバリも豊富です。

 

250gのウルトラライトザック


「ミューオンパック・エクスペディション」
わずか250gながら、豊富な機能が詰まったバックパック。
昨年のみーの事故前に注文し、入院中に届いたもの。そのためまだ数回しか使っていないのですが、背負っている感覚を感じないほどの軽さ。
ピッケルホルダーやハイドレーションの引き込み口もあって、山でフルシーズン使える軽量バックパックです。



生地はガサッと?しているのですが、硬すぎず柔らかすぎず、とてもいい感じなのです。
元はよりシンプルなミューオンパックをアレンジしたものとなっているのですが、みーが入院していた頃はこれを背負って家と病院を行き来していました。自転車に乗っても横揺れせず、地下鉄に乗っても違和感のないデザインで馴染む感じでした。

 


背中にはパッドが入っていますが、取り外すとクルクル丸めて小さく収納できます。

 


若干容量が小さい感じはするので、もう少しだけ大きなライトザックが欲しいなというのが今日この頃。
なんとなくガンダムの背中の装備みたいな見た目も気に入ったポイント(笑)
そして何と言っても軽いですね〜

シンプル軽量山サイフ

最後は山財布です。

「トレイルジップワレット2」
重さ13gの必要十分なハイク用財布。

山用の財布については本当に紆余曲折しています^^;
財布って案外重い。日常使いの物をそのまま持っていくと重すぎる。
こちらは財布としては超シンプルながら、山でも日常でもどちらでも使えます。
サイズ的にはiphone6までならピッタリ入れることができます。
第一印象はただの袋、なんですが、意外としっかりした生地。張り感があり、パリっとした感じです。
ジッパーを開けると2気室になっています。お札やカードとコイン類をわけて入れておくことが出来るようになっています。
歩いているとどうせグチャグチャになるんじゃない?と思いがちですが、案外大丈夫。
シンプルな機能と見た目が潔くて好感が持てます。
ということで、「WANDERLUST EQUIPMENT」山と旅のシンプルギアのご紹介でした^ ^
そんなこんなことを書きながら、前から気になっていた40Lサイズの軽量ザックをゲットしてしまいました~それはまた後日。

38ℓザックに荷物を詰めて残雪期の涸沢へ

 


今週初めに向かった涸沢カール。堂々した穂高連峰に囲まれた氷河が作ったお椀状の地形。
上高地から5時間、長い林道と雪道を登り到着する涸沢。何度行っても気持ちのいい場所です。
今回は、その先の北穂高岳登頂も狙っての装備を担いでいきました。
使ったザックはオスプレーのミュータント38ℓ。
とても気に入っているシンプルなザックです。
こちらのザックは夏山テント泊装備なら2泊〜3泊は余裕と思われます。

 

冬場は装備、食料が増えますが、1泊は普通に大丈夫。総重量は冬山装備が重く、多分12kgぐらいだったのかな?
先日インスタにアップしたところ、「38ℓに入るの?」と色々ご意見をいただいたので、こちらにも。
でも、もっと装備は厳選できるし、軽量化も出来ます。まだまだです。
今回のは備忘録も兼ねて。
以下装備です。もちろんここには当日着ている衣類は含まれません。
下記の装備を全てザックに詰めています。
背負うとこんな感じです。【撮影者 磯野さん】

・シュラフ
ナンガUDDBAG380
・マット
エクスベドダウンマットライト5S
→もっと軽量コンパクトでもいけたかもしれませんが、このマットとシュラフのセットで雪の上でも冷たさ寒さは感じなかったのかも。
個人的にはどちらかというと寒がりな方です。

 

 

・テント
ファイントラックカミナドーム1
非常に軽量かつ耐風性も高く、透湿性も抜群
・ペグ
イーストンジエラルミンペグ31㎝6本
雪のテント泊では必需品だと感じました!

 

・火器、食器類
エバニューチタンコッヘル、プリムスP-153、110ガス缶
自作風防、チタンシェラ1つ、ライター2つ、チタンスプーン、箸
プラティパス2ℓ
箸以外は全部フル活用しました。
・食料
食料3食分、非常食1食分、停滞時おやつ、行動食各種、ポカリスエット粉末
・冬山装備
グリベルヘルメット
グリベル12本爪アイゼン
グリベルピッケル
ハードシェル上下
北穂高岳アタック予定日が悪天候だったため、今回は使いませんでした。かと言って、外すわけにはいかない装備ばかり。
・行動着、停滞着、衣類
ノースフェイスアルタイジャケット
ダウン上着
着替え1セット、靴下
手袋3種3セット
手袋は、停滞時の薄手ウール手袋、行動時の防水手袋、アタック時の厚手手袋
・カメラや小物類
ミラーレス一眼
ミニ三脚、カメラレンズ、予備バッテリー2個など小物類
モバイルバッテリー
ヘッドライト、予備電池
モバイルバッテリーは出来るだけ軽量で容量のあるものを常に探すようにしています。案外重いので。
・その他
携帯トイレ
トイレットペーパー、アルコールペーパー
ガイガーリグハイドレーションに2ℓの水
常備薬、エマージェンシーセット
地図、コンパス、温度計
ザックカバー
カラビナ3個
タオル、手ぬぐい
トレッキングポール
山と道外付けバック
ビニール袋とジップロック(ゴミをまとめておく時などに)
大体以上。
これらを分類毎にスタッフサックに詰めて圧縮できるものは圧縮。着替え類を入れたスタッフサックは就寝時の枕に。
軽く機能的なもので装備を揃えると、とにかく登るときに身体が楽。というか、そうでないと登れない^^;もっと体力つけないと・・・。
身体を作り、体重落とすのが一番効果的だったりはするんですけどね^^;がんばろう。
追伸
こういう内容を書いていると、山が好きだった母親を思い出します。
小さい頃からよく「荷物はこうやれば小さくなるよ」「入れるにも順番があるよ」と教えてもらいました〜思い出すと言っても、まだ神戸で健在ですが^ ^私のアウトドアのルーツは山とキャンプが好きだった母親なんでしょうね。

 

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