「またお父さんと山に登りたい」聞けずにいた思い 交通事故と介護と回復の記録

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8月30日(火)事故から42日目。
「またお父さんと山に登りたい」
退院のお礼に病院スタッフに向けて書いた手紙に、みーの山への思いの一言があった。
実は事故後、山については聞けなかった。
みーの身体の状況を考えると、とても山は無理だとしか思えず、本人も望みを持てるような状況ではないと思い、聞けなかった。
それでもみーはこんな風に考えてくれていた…やっぱり嬉しい。
とてもと思ったのは、左足の着地時の震えが消えないから…みーもその事は不安に感じている。
今夜は昼のリハビリで取り組んだ左足を伸ばす運動の自習トレを行った。



非常に辛そう。それでも何とか10回頑張った。
またみーと山を歩きたい(u_u)何とか願いを叶えたい
親として、一体いま自分は何が出来るんだろう。
今日からリハビリ病院での本格的なリハビリが始まる。
原則夜間の付き添いはできないため、通いで付き添いの介助となる。
今日は午前中に作業療法士の方に確認をしてもらいながら入浴。
衣類の着脱から始まり、一連の入浴動作が安全に出来るかどうかを見てもらう。お風呂好きなみー^ ^介助があればいいでしょうということになり、本来は隔日のところ、家族付き添いの場合には頻度を上げて入らせてもらえることになった(u_u)ありがたい。
療法士の方が昨日と同じ方だったこともあり、早くも馴れ馴れしいみー^_^;楽しそうでいいかな。
入浴後はそのまま作業のリハビリ。
作業療法は主に手に関わる動作になるのだが、まず左足のマッサージから。
みーは事故後左足だけで立ちにくい。少し右を上げると倒れてしまう。
用意されたのはみーが立って爪先立ちで背伸びをし、さらに左手を伸ばしきるとようやく届くかどうかの棒。その棒の先に輪っかをかける運動。これを左足一本で行う。
身体を支えてもらいながら、必死に左足を伸ばし、左手の先につかんだ輪を棒の先端にかける。みーの身体からすぐに汗が噴き出す。
狙いは左足を伸ばすときに、無意識に左手が縮んで硬くなってしまうことを防ぐこと。左足や腰の強化、麻痺による左手の矯正をいっぺんに行う。
なるほど〜と思う。確かにこういう動作って日常の中によく求められそう。
そう思うと、元気になってきたようにも見えるが、これまでは無意識のように出来ていたような日常動作が、みーにとってはまだまだ困難なんだ…
理学でのリハビリでは歩く動作を中心に。まずはいくつかテスト。
・病院の外回りを最も短い距離でどらだけの速さで歩けるか。



他にも
・階段の上り下り
・サッカーボールのパス
・身体の柔軟性
・10mの歩行速度と歩数
・6分間での歩行距離→564m
通常の「歩く」という動作には問題はなくなってきたが、デコボコや坂道など地面の状態が平面でない場所になると不安定になる。
速いスピードで歩くと左腕の肘が曲がって硬くなるなどの問題点がよく見える結果だった。
部屋に戻り、「疲れてない」とナンプレに取り掛かる。次の言語のリハビリまで40分間。少し体も頭も休ませた方がいいよと言うが、大丈夫とのこと。
しかし、言語のリハビリの時間で心配な的中した。
初めての言語のリハビリ。主に、高次脳機能障害の分野へのリハビリとなる。
それまでの時間、休みなく動いていたみーは言語の時間で集中が切れ始めてしまう。
イスには座っているが、身体を動かして落ち着かない。アクビも連発。
初めての時間だったので、検査のためのテストをしたが、正答率が良くない^_^;
なかなか辛い時間だったと思う…。
病院にとっても小学生の高次脳機能障害のリハビリはほとんど経験がない分野なんだろうと感じた。明日は夏休み最終日…手探りながらとにかくやっていくしかない…不安は正直ある。
全てのリハビリが終わり、しっかり休息を取ることにした。身体も頭も休ませてあげないと、気持ちが続かない。
「何もできない夏休みになっちゃった…。」とみーがポツリ。



それでも夕食後にも6年生の国語の文章題に取り組む。
できる事は間違いなく増えている。動作でも勉強でも。
毎日の変化はまだまだ続いている。自信を積み重ねながら、我慢しないといけない時期が来ていると感じている。
「出来る」だけでは気持ちは充足しない…思いっきり身体を動かし、友達と遊び、山へ…。
頑張ろうみー。1人にはしないよ。

 

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